“延喜式”の読み方と例文
読み方割合
えんぎしき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
延喜式えんぎしきに山城国葛城郡かつらきごほり氷室ひむろ五ヶ所をいだせり、六月朔日氷室より氷をいだして朝庭てうてい貢献こうけんするを、諸臣しよしんにも頒賜わかちたまふ年毎としごとれいなるよしなり。
これは『延喜式えんぎしき』に載っておりますが、その仮名を調べてみると、かの特別の仮名の遣いわけが相当正しいのであります。
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
延喜式えんぎしき』には「公私運米五斗為俵たわらとなす」という規定があるが、それより古い記録も探したら見つかるかも知れぬ。ちょうどその時代の名士に俵藤太秀郷たわらのとうたひでさとがある。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)