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昌幸
ふりがな文庫
“昌幸”の読み方と例文
読み方
割合
まさゆき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まさゆき
(逆引き)
昌幸
(
まさゆき
)
の経歴は、こういうふうに
離反
(
りはん
)
常なきものだった。手腕家ではあるが無節操であり、計謀に富むが、気局は大きくない。評されれば、その通りである。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
昌幸
(
まさゆき
)
は信玄仕込みの
戦
(
いくさ
)
の巧者にはちがいないが、山国の
小戦
(
こいくさ
)
に長じているのみで、まだ真の大部隊に直面した兵法者ではない。城は
小城
(
こじろ
)
、人数は三千に足りぬ小国。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
また、客の身近には、これとて
綺羅
(
きら
)
な調度は何一つないが、さすがに上田城三万八千石の城主真田
昌幸
(
まさゆき
)
が次男の果て——そこはかとなく
燻
(
くん
)
じる香木のにおいも民間にない種類の名木らしい。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
昌幸(まさゆき)の例文をもっと
(3作品)
見る
昌
漢検準1級
部首:⽇
8画
幸
常用漢字
小3
部首:⼲
8画
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