“猟犬”のいろいろな読み方と例文
旧字:獵犬
読み方割合
りょうけん70.4%
かりいぬ18.5%
いぬ7.4%
セッター3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてそれが水上すいじょうわたってむこうへえたとおもうと、幾匹いくひきかの猟犬りょうけん水草みずくさの中にんでて、くさすすんできました。
ト、いへば猟犬かりいぬ打点頭うちうなずき、「さもありなんさもこそと、某もすいしたり。さらば御身が言葉にまかせて、某が名も名乗るべし。 ...
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
猟犬いぬどもが外へ出られると思ってむやみと脚へ打突ぶっつかって来るのを、彼は靴で蹴かえしながら、突然ヤッといって屍体を頭上に高くしあげたと思うと
犬舎 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
一杯機嫌の尉官連中が例の猟犬セッターロブィトコを先頭に押し立てて、いわゆる『部落』へドン・ファン的襲撃を試みることもあったが、リャボーヴィチはその襲撃に参加しはするものの
接吻 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)