“柳橋新誌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りゅうきょうしんし80.0%
りうけうしんし20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
成島確堂は『柳橋新誌りゅうきょうしんし』の戯著あるがために今なお世人にその名を知られている柳北のことで、安政己未の年には齢二十三であった。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
話が前後したが、成島柳北なるしまりゅうほくの『柳橋新誌りゅうきょうしんし』の第二篇は、明治七年に出た。これは柳暗りゅうあんのことを書いたものである。その他に『東京新繁昌記とうきょうしんはんじょうき
明治十年前後 (新字新仮名) / 淡島寒月(著)
「東京新繁昌記」は自分がここに説明するまでもなく、寺門静軒てらかどせいけんの「江戸繁昌記」成島柳北なるしまりうほくの「柳橋新誌りうけうしんし」にならつて、正確な漢文をば、故意に破壊して日本化した結果
虫干 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)