“本庄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほんじょう75.0%
ほんしょう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同じ汽車にて本庄ほんじょうまで行き、それより児玉こだま町を経て秩父に入る一路は児玉郡よりするものにて、東京より行かんにははなはだしくなるが如くなれども
知々夫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
きんは両親がなかった。秋田の本庄ほんじょう近くの小砂川こさかわの生れだと云う事だけが記憶にあって、五ツ位の時に東京に貰われて、相沢の姓を名乗り、相沢家の娘としてそだった。
晩菊 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
と兵三千余騎を連れると筑後国を越え、高野たかの本庄ほんしょうに向った。ここで惟義の軍と戦うこと一日一夜、しかし九州各地から雲霞の如く集り押し寄せる惟義の大軍には、勇敢な攻手もかなわず引き退いた。