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平茸
ふりがな文庫
“平茸”の読み方と例文
読み方
割合
ひらたけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひらたけ
(逆引き)
ぶえんの
平茸
(
ひらたけ
)
ではないけれど、私も木曾殿みたいに、この愛情の過度の露出のゆゑに、どんなにいままで東京の高慢な風流人たちに蔑視せられて来た事か。
津軽
(新字旧仮名)
/
太宰治
(著)
掻
(
か
)
い候え、と言うのである。これを思うと、木曾殿の、掻食わせた
無塩
(
ぶえん
)
の
平茸
(
ひらたけ
)
は、
碧澗
(
へきかん
)
の
羹
(
あつもの
)
であろう。が、爺さんの
竈禿
(
くどはげ
)
の
針白髪
(
はりしらが
)
は、阿倍の遺臣の
概
(
がい
)
があった。
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
人の代りに
平茸
(
ひらたけ
)
がいつぱいつめこんである。顔を見合せてゐると、谷底から声がきこえて、その平茸をあけたら早く空籠を下してよこせ、まだか、おそいぞ、と言つてゐる。
土の中からの話
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
平茸(ひらたけ)の例文をもっと
(5作品)
見る
“平茸(ヒラタケ)”の解説
ヒラタケ(平茸、学名: Pleurotus ostreatus)はヒラタケ科ヒラタケ属の食用キノコである。別名カンタケ、ホンヒラタケ(本平茸)、アワビタケ。和名の由来は、生長すると傘が平らに開くことから「平茸」と名がついている。
(出典:Wikipedia)
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
茸
漢検準1級
部首:⾋
9画
“平”で始まる語句
平
平常
平生
平素
平和
平坦
平伏
平地
平日
平家
“平茸”のふりがなが多い著者
作者不詳
泉鏡花
坂口安吾
太宰治