“葺目”の読み方と例文
読み方割合
ふきめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女院の庵室の軒には、つた、朝顔がからみついていた。板の葺目ふきめもまばらで、雨や露をどうやってしのいでいるのかと思えるほどであった。うしろには直ぐ山が控え、前は荒涼たる野原に続いている。