“葺草”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
カヤ50.0%
ふきぐさ25.0%
かや25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爾(カレ)即ち其海辺の波限(ナギサ)に、鵜の羽を葺草(カヤ)にして産殿(ウブヤ)を造りき。是に其産殿未だふき合えぬに、御腹堪え難くなり給いければ、産殿に入りましき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
疾風(しつぷう)は其(そ)の威力(ゐりよく)を遮(さへぎ)つて包(つゝ)んだ焔(ほのほ)を掻(か)き退(の)けようとして其(その)餘力(よりよく)が屋根(やね)の葺草(ふきぐさ)を吹(ふ)き捲(まく)つた。火(ひ)は直(たゞち)に其(そ)の空隙(くうげき)に噛(か)み入(い)つて益(ます/\)其處(そこ)に力(ちから)を逞(たくま)しくした。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
ここにすなはちその海邊の波限(なぎさ)に、鵜の羽を葺草(かや)にして、産殿(うぶや)を造りき。ここにその産殿(うぶや)、いまだ葺き合へねば、御腹の急(と)きに忍(あ)へざりければ、産殿に入りましき。