“産殿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うぶや50.0%
ウブヤ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここにすなはちその海邊の波限なぎさに、鵜の羽を葺草かやにして、産殿うぶやを造りき。ここにその産殿うぶや、いまだ葺き合へねば、御腹のきにへざりければ、産殿に入りましき。
カレ即ち其海辺の波限ナギサに、鵜の羽を葺草カヤにして産殿ウブヤを造りき。是に其産殿未だふき合えぬに、御腹堪え難くなり給いければ、産殿に入りましき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)