“産土神”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うぶすながみ70.8%
うぶすな25.0%
うぶすなのかみ4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ああ誰かわが産土神うぶすながみをかかる遠方へり去れるぞと嘆くを見かねて、一里半ばかりその女児を負い送り届けやりし人ありと聞く。
神社合祀に関する意見 (新字新仮名) / 南方熊楠(著)
「うちですか。うちじゃ神殿にして、産土神うぶすなさまを祭っていますよ。毎朝わたしは子供をつれて拝ませに行きますよ。」
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
御身おんみるとおり、こちらの世界せかいではこころ純潔じゅんけつな、まよいのすくないものはそのまま側路わきみちらず、すぐに産土神うぶすなのかみのお手元てもときとられる。