“産屋”の読み方と例文
読み方割合
うぶや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
穀母が穀童を産み育ててゆく、そのために産屋うぶやの祭があり、二代目の穀物はその産屋でスピリット(魂)を穀母から受けるというのである。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
そこでイザナギの命は「あんたがそうなされるなら、わたしは一日に千五百も産屋うぶやを立てて見せる」と仰せられました。
老尼君のためにだけはうれしいことと見えても、外見へは不都合であるために、南の町へ産屋うぶやを移す計画ができていた。
源氏物語:34 若菜(上) (新字新仮名) / 紫式部(著)