“土産物屋”の読み方と例文
読み方割合
みやげものや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やや暫くした瞬間に、ハッと気がついて、例の責任感がこみ上げて来ると矢もたても堪らず、土産物屋みやげものや熊胆くまのいをかっぱらうようにさらって、走り出しました。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
やがて平次は、門前の土産物屋みやげものやへ行っていろいろ尋ねてみましたが、朝詣りの客は土産物などに眼をくれないので、ツイ今しがた表戸を開けたばかり、何にも知らないという心細い有様です。