“淮南”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わいなん87.5%
えなん12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
著者の甥の致華ちかという者が淮南わいなんの分司となって、四川しせん※州きしゅう城を過ぎると、往来の人びとが何か気ちがいのように騒ぎ立っている。
山東の道々は、予自身の軍をもって遮断しゃだんするから、劉玄徳は、その麾下きかをよく督して下邳かひより淮南わいなんのあいだの通路を警備したまえ
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
漢の淮南えなん王劉安、神仙八人とともに薬を服して天に上った時、その余りを舐めた雞犬もことごとく昇天し、雞は天上に鳴き、犬は雲中に吠えた(『神仙伝』四)。