“師家”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しけ50.0%
しか33.3%
もろいえ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これはお師家しけさんが何か深甚の意味をぐうするために、手真似を以て公案を示しているのだと解する者もありました。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
若いころ支那へ渡り、広東韶州カントンしょうしゅうの雲門山で二十年も修業し、その道では人がよもやと思うくらいの師家しかだという。
百足ちがい (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
多くの犠牲者を出し、四十余人もの人々が憂目を見た今回の事件も、発端はごく些細な出来事で、関白になった二位中将基通にいのちゅうじょうもとみちと、前関白基房さきのかんぱくもとふさの子師家もろいえの中納言争いが原因であった。