“明雲”の読み方と例文
読み方割合
めいうん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
治承元年五月五日、叡山の座主、明雲めいうん大僧正は、宮中の出入りを差しとめられた。同時に、天皇平安の祈りを捧げるために預っていた、如意輪観音にょいりんかんのんの本尊も取上げられた。
二十一日、天台座主ざす覚快かくかい法親王が、座主を辞任、変って再び前座主さきのざす明雲めいうん大僧正が座主になった。