“御賀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おんが66.7%
ぎょが33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何かにつけて思い出すのは、盛んなりし頃のいろいろのお遊び事、ご参詣の行事、又御賀おんがの儀式の盛大なさまなど、事々に涙の種とならないものはなかった。
後白河法皇五十の御賀おんがの祝いがあったのじゃ、当時まだ丈夫でいられた父重盛公は内大臣左大将、宗盛卿は大納言右大将、平家一門得意絶頂の華やかな時代でのう、三位中将知盛
「やあ、それにおるむさき者。朝堂の御賀ぎょがには、楽寮の役人はいうまでもなく、舞人鼓手もみな、浄らかな衣服を着るのに、汝、何ゆえに汚れたる衣をまとい、あたりにしらみをふりこぼすぞっ」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)