“おんが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
遠賀60.0%
御賀20.0%
温雅20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこでまず持前の多弁を弄するが、オガという地名の今も存するのは、第一には筑前の岡の湊すなわち蘆屋を中心とした現在の遠賀おんが郡の海角である。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
後白河法皇五十の御賀おんがの祝いがあったのじゃ、当時まだ丈夫でいられた父重盛公は内大臣左大将、宗盛卿は大納言右大将、平家一門得意絶頂の華やかな時代でのう、三位中将知盛
ふしんに思ったが、倉皇そうこう客間きゃくまへとおした。そこで、ってみた一学という人は、なるほど、温雅おんが京風きょうふうなよそおいをした、りっぱな人物であった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)