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遠賀
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おんが
ふりがな文庫
“
遠賀
(
おんが
)” の例文
遠賀
(
おんが
)
川の浸水区域になる
田圃
(
たんぼ
)
と、野菜畑の中を、南の方飯塚に通ずる低い堤防じみた街道の傍にポツンと立った
藁葺小舎
(
わらぶきごや
)
で、型の如く汚れた
縄暖簾
(
なわのれん
)
骸骨の黒穂
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
そこでまず持前の多弁を弄するが、オガという地名の今も存するのは、第一には筑前の岡の湊すなわち蘆屋を中心とした現在の
遠賀
(
おんが
)
郡の海角である。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
遠賀
(
おんが
)
川を渡り隧道を越して、炭坑の社宅や坑夫小屋に行商して歩くようになった。
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
父は九歳の時に
遠賀
(
おんが
)
郡の
芦屋
(
あしや
)
で、お祖父様の夜網打ちの
艫櫓
(
ともろ
)
を押したというから、相当水泳が上手であったらしい。
父杉山茂丸を語る
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ただし
遠賀
(
おんが
)
川は大河にて水流盛んなればしからずとあるのを見て、いよいよそう
極
(
き
)
めていたのである。しかしさらに細かく考えてみると、物は単純には断ずることができぬ。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
▼ もっと見る
筑前
遠賀
(
おんが
)
郡黒崎村大字熊手字京良城
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
筑前
遠賀
(
おんが
)
郡八幡町大字尾倉字多々羅
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
同
遠賀
(
おんが
)
郡 10
こども風土記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“遠賀”の解説
遠賀(おんが)とは、福岡県北東部にある地名。遠賀地方とも呼ばれる。範囲は中間市と遠賀郡(水巻町、遠賀町、岡垣町、芦屋町)の4町。
(出典:Wikipedia)
遠
常用漢字
小2
部首:⾡
13画
賀
常用漢字
小4
部首:⾙
12画
“遠賀”で始まる語句
遠賀川
遠賀郡