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艫櫓
ふりがな文庫
“艫櫓”の読み方と例文
読み方
割合
ともろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ともろ
(逆引き)
するとその時に
廿歳
(
はたち
)
になっていた
忰
(
せがれ
)
の友太郎も、
親父
(
おやじ
)
が行くならというので
艫櫓
(
ともろ
)
を受持ってくれたから吾輩、ホッと安心したよ。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
父は九歳の時に
遠賀
(
おんが
)
郡の
芦屋
(
あしや
)
で、お祖父様の夜網打ちの
艫櫓
(
ともろ
)
を押したというから、相当水泳が上手であったらしい。
父杉山茂丸を語る
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
そうしてその煙が消え失せた時には、半分
水船
(
みずぶね
)
になった血まみれの小舟が、肉片のヘバリ付いた
艫櫓
(
ともろ
)
を引きずったまま、のた打ちまわる波紋の中に漂っていた。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
艫櫓(ともろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
艫
漢検1級
部首:⾈
22画
櫓
漢検準1級
部首:⽊
19画
“艫”で始まる語句
艫
艫舵
艫綱
艫寄
艫櫂
艫舳
艫先
艫音
艫擢
艫板