“基通”の読み方と例文
読み方割合
もとみち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
摂政基実もとざねの子息、基通もとみち公を家柄といい、才能といい、申し分のない方と思い、この清盛があえてご推薦申し上げたのにお取り上げにならず
普賢寺関白近衛基通もとみちが『俊成卿九十賀記』を書いた。翌元久元年十一月三十日に九十一歳でこうじた。ちょうど『新古今集』の竟宴きょうえんが行われる前の年であった。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
主上は、御簾ぎょれんのうちへ、関白基通もとみちを召されて、何か仰せられている御様子であった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)