“門脇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もんわき60.0%
かどわき40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同じ一つの表口の門脇もんわきにも、標札が出してない。いくたりの人がゐるのか知らないが、おとなしい靜かな人たちである事だけは事實である。
女の子 (旧字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
寺の在る処はもとは淋しい町端まちはずれで、門前の芋畠を吹く風も悲しい程だったが、今は可なりの町並になって居て、昔やすんだ事のある門脇もんわきの掛茶屋は影も形も無くなり
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
門脇かどわき中学校三年生の早苗さんと、高千穂たかちほ小学校五年生の壮二君とは、時間が来ると、いつものように、自動車でやしきを出ました。
怪人二十面相 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
その他さまざまの怨霊慰撫が行われたが、このことを聞いて、門脇かどわき宰相さいしょうは早速重盛を訪ねた。