“池殿”の読み方と例文
読み方割合
いけどの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瀧口入道、都に來て見れば、思ひの外なる大火にて、六波羅、池殿(いけどの)、西八條の邊(あたり)より京白川(きやうしらかは)四五萬の在家(ざいけ)、方(まさ)に煙の中にあり。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
梶井ノ二品親王(にほんしんのう)(光厳の弟)までも、みなお一つにここへ難をのがれ、むかし平家一門が栄えたあとの法領寺殿(ほうりょうじでん)や池殿(いけどの)、北御所などに御簾(ぎょれん)を分けておられたのである。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
このうわさで京中はわき立ったが、御産所の六波羅の池殿(いけどの)には、法皇が行幸されたのをはじめとして、関白殿以下、太政大臣など官職をおびた文武百官一人ももれなく伺候(しこう)した。