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蛻
ふりがな文庫
“蛻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぬけがら
25.0%
かわぬ
16.7%
もぬ
16.7%
ヌ
8.3%
け
8.3%
ぬ
8.3%
ぬぎか
8.3%
ぬぎかえ
8.3%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬけがら
(逆引き)
彼処
(
あそこ
)
に居るのが私です。然し、いゝえ。彼処に居る人は、矢つ張私の
蛻
(
ぬけがら
)
に這入つた外の人です。昨晩までは、まだ私は私でした。
新浦島
(新字旧仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
蛻(ぬけがら)の例文をもっと
(3作品)
見る
かわぬ
(逆引き)
コラン・ド・プランシーの『
妖怪字彙
(
ジクショネーランフェルナル
)
』四版四一四頁には、欧州に蛇が
蛻
(
かわぬ
)
ぐごとに若くなり決して死なぬと信ずる人あるという。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
蛻(かわぬ)の例文をもっと
(2作品)
見る
もぬ
(逆引き)
然れども天の時いまだ
臻
(
いた
)
らざりしかば、南の山に蝉のごとく
蛻
(
もぬ
)
け、人と
事
(
こと
)
と共に
給
(
た
)
りて、東の國に虎のごとく歩みたまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
蛻(もぬ)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
ヌ
(逆引き)
八重山の
四箇
(
シカ
)
では、孵るのにも言ふが、蛇や蟹の皮を
蛻
(
ヌ
)
ぐ事にも用ゐられてゐる。此島には、物識りが多かつた。
若水の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
蛻(ヌ)の例文をもっと
(1作品)
見る
け
(逆引き)
たとひ今後志村君が
蛻
(
け
)
の殼のやうになつて生きて行くとしても、それはそれとして默つて見送らねばならぬとする氣持も、僕にはあるのです。
生活の探求
(旧字旧仮名)
/
島木健作
(著)
蛻(け)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぬ
(逆引き)
イグアナとヴァラヌス(いずれも蜥蜴の類)と蛇は時々皮
蛻
(
ぬ
)
ぎ、
不死
(
しせじ
)
と罵ったので、人間永く死を免れずと。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
蛻(ぬ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぬぎか
(逆引き)
偉大の化石動物多き地を毎度風雨で洗い落して夥しく化石を露出するを竜が骨を
蛻
(
ぬぎか
)
え風雨を起して去ると信じたので、原因と結果を転倒した誤解じゃ
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
蛻(ぬぎか)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぬぎかえ
(逆引き)
諸方に蛇と蜥蜴が時々皮を
蛻
(
ぬぎかえ
)
るを以て毎度若返るとし、昔この二物と人と死なぬよう競争して人敗し、必ず死ぬに定まったと信ずるが普通なりと結論したが
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
蛻(ぬぎかえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
蛻
漢検1級
部首:⾍
13画
“蛻”を含む語句
蛇蛻
蛻脱
蝉蛻
“蛻”のふりがなが多い著者
太安万侶
稗田阿礼
南方熊楠
島木健作
ワシントン・アーヴィング
折口信夫