“元久”の読み方と例文
読み方割合
げんきゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
所がらもはる/″\と川にのぞめる眺望いとおもしろくなむ。元久げんきゅうの頃詩に歌をあはせられしにもとりわきてこそは
蘆刈 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
それは元久げんきゅう元年のことであったが、その十二月になって御台は鎌倉に下着げちゃくした。
頼朝の最後 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
年は暮れて、元久げんきゅう元年になる。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)