“下着”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
したぎ52.9%
げちゃく23.5%
プラフタ11.8%
シュミーズ5.9%
シミイズ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
濱萵苣はまさじ、すました女、おまへには道義のにほひがする、はかりにかけた接吻せつぷんの智慧もある、かしの箪笥に下着したぎが十二枚、をつ容子ようす濱萵苣はまさじ、しかも優しい濱萵苣はまさじ
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
それは元久げんきゅう元年のことであったが、その十二月になって御台は鎌倉に下着げちゃくした。
頼朝の最後 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
下着プラフタだの、いろんな布地だのをしこたま買ひこむつもりで駈け出して行きをつただから、彼女あれの戻つて来ねえうちに、何もかも鳧をつけてしまはにやなんねえだよ!」
剛子がキャラコの下着シュミーズをきているのを従姉妹いとこたちに発見され、それ以来、剛子はキャラ子さんと呼ばれるようになった。
キャラコさん:01 社交室 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
洞穴のようにうつろな胸、睫毛まつげのない眼、汚点だらけの肌、派手なKIMONO、羅物うすもの下着シミイズ、前だけ隠すための無花果いちじくの葉の形の小エプロン——そんなものが瞥見される。