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着下
ふりがな文庫
“着下”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きくだ
60.0%
きおろ
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きくだ
(逆引き)
が、そのため息がまだ消えない内に、今度は彼の坐つてゐる前へ、金の
鎧
(
よろひ
)
を
着下
(
きくだ
)
した、身の丈三丈もあらうといふ、厳かな神将が現れました。
杜子春
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
が、そのため息がまだ消えない内に、今度は彼の坐っている前へ、金の
鎧
(
よろい
)
を
着下
(
きくだ
)
した、身の
丈
(
たけ
)
三丈もあろうという、
厳
(
おごそ
)
かな神将が現れました。
杜子春
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
着下(きくだ)の例文をもっと
(3作品)
見る
きおろ
(逆引き)
中働
(
なかはたら
)
きの
福
(
ふく
)
かねてあら/\
心組
(
こゝろぐ
)
みの、
奧樣
(
おくさま
)
お
着下
(
きおろ
)
しの
本結城
(
ほんゆふき
)
、あれこそは
我
(
わ
)
が
物
(
もの
)
の
頼
(
たの
)
み
空
(
むな
)
しう、いろ/\
千葉
(
ちば
)
の
厄介
(
やくかい
)
に
成
(
なり
)
たればとて、これを
新年着
(
はるぎ
)
に
仕立
(
した
)
てゝ
遣
(
つか
)
はされし
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
山男がこの日の
出
(
い
)
で立ちは、水牛の
兜
(
かぶと
)
に南蛮鉄の
鎧
(
よろひ
)
を
着下
(
きおろ
)
いて、刃渡り七尺の
大薙刀
(
おほなぎなた
)
を
柄
(
え
)
みじかにおつとつたれば、さながら城の天主に魂が宿つて、大地も狭しと揺ぎ
出
(
いだ
)
いた如くでおぢやる。
きりしとほろ上人伝
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
着下(きおろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“着”で始まる語句
着
着物
着換
着更
着替
着衣
着流
着附
着座
着手
検索の候補
下着
鎧下着
毛織下着
上下着
下着類
“着下”のふりがなが多い著者
樋口一葉
芥川竜之介