“げんきゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ゲンキュウ
語句割合
元久50.0%
原級16.7%
玄玖16.7%
言及16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは元久げんきゅう元年のことであったが、その十二月になって御台は鎌倉に下着げちゃくした。
頼朝の最後 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「いや、一人を原級げんきゅうに留めます」
首席と末席 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
抽斎の子にして父にさきだって死んだものは、尾島氏のしゅつ長男恒善つねよし、比良野氏の出馬場玄玖げんきゅう妻長女いと、岡西氏の出二女よし、三男八三郎、山内氏の出三女山内とう、四男幻香、五女癸巳きし
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
僕は内心それに言及げんきゅうすることに多大の躊躇ちゅうちょを感じていることを告白せねばならない——彼の本名を曝露ばくろしない其の理由は、彼の妻君である柿丘呉子かきおかくれこ
振動魔 (新字新仮名) / 海野十三(著)