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ついがき
ふりがな文庫
“ついがき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
築垣
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
築垣
(逆引き)
此春より來慣れたる道なればにや、思はぬ方に迷ひ來しものかなと、
無情
(
つれな
)
かりし人に通ひたる昔忍ばれて、
築垣
(
ついがき
)
の
下
(
もと
)
に我知らず
彳
(
たゝず
)
みける。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
燒け殘りたる
築垣
(
ついがき
)
の蔭より、
屋方
(
やかた
)
の跡を
眺
(
なが
)
むれば、
朱塗
(
しゆぬり
)
の
中門
(
ちゆうもん
)
のみ
半殘
(
なかばのこ
)
りて、
門
(
かど
)
もる人もなし。
嗚呼
(
あゝ
)
、
被官
(
ひくわん
)
郎黨
(
らうたう
)
の
日頃
(
ひごろ
)
寵
(
ちよう
)
に誇り恩を
恣
(
ほしいまゝ
)
にせる者、そも幾百千人の多きぞや。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
立上りつゝ
築垣
(
ついがき
)
の
那方
(
あなた
)
を見やれば、琴の
音
(
ね
)
微
(
かす
)
かに聞ゆ。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
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