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難面
ふりがな文庫
“難面”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つれな
60.0%
つれなく
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つれな
(逆引き)
虫
奴
(
め
)
は何時の間にか太く
逞
(
たくま
)
しく成ッて、「何したのじゃアないか」ト疑ッた頃には、既に「
添
(
そい
)
たいの
蛇
(
じゃ
)
」という
蛇
(
へび
)
に成ッて
這廻
(
はいまわ
)
ッていた……
寧
(
むし
)
ろ
難面
(
つれな
)
くされたならば
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
我に
難面
(
つれな
)
きも御邊に義理を立つる爲と、心に
嫉
(
ねた
)
ましく思ひ、彼の老女を
傳手
(
つて
)
に御邊が事、色々惡樣に言ひなせし事、いかに戀路に迷ひし人の常とは言へ、今更我れながら心の程の怪しまるゝばかり。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
難面(つれな)の例文をもっと
(3作品)
見る
つれなく
(逆引き)
引用されている句の中には「あか/\と日は
難面
(
つれなく
)
も秋の風」「馬をさへながむる雪の朝哉」そのほか心に刻まれた句があった。藤村氏は、それらに対する味到の心持をのべている。
鴎外・漱石・藤村など:「父上様」をめぐって
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
あか/\と日は
難面
(
つれなく
)
もあきの風
芭蕉について
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
難面(つれなく)の例文をもっと
(2作品)
見る
難
常用漢字
小6
部首:⾫
18画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“難”で始まる語句
難
難有
難波
難儀
難渋
難所
難癖
難題
難船
難義
“難面”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
高山樗牛
二葉亭四迷
宮本百合子