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『芭蕉について』
ふりがな文庫
『
芭蕉について
(
ばしょうについて
)
』
芭蕉の句で忘られないのがいくつかある。 あらたうと青葉若葉の日の光 いざゆかん雪見にころぶところまで 霧時雨不二を見ぬ日ぞおもしろき それから又別な心の境地として、 初しぐれ猿も小蓑をほしげなり おもしろうてやがてかなしき鵜飼かな 馬をさへ …
著者
宮本百合子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「新女苑」1940(昭和15)年1月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約23分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
生
(
せい
)
閑
(
しづか
)
芭蕉
(
はせを
)
待
(
まつ
)
打
(
うち
)
去来
(
きよらい
)
野水
(
やすゐ
)
難面
(
つれなく
)
勁
(
つよ
)
廉
(
かど
)
朧
(
おぼろ
)
瓢
(
ひさご
)
生簀
(
いけす
)
翠
(
みどり
)
荷兮
(
かけい
)
譬喩
(
ひゆ
)