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白状
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はくぜう
ふりがな文庫
“
白状
(
はくぜう
)” の例文
逃
(
に
)
げもせず
隱
(
かく
)
られもせず、
欲
(
よく
)
かしらねど
盜
(
ぬす
)
みましたと
白状
(
はくぜう
)
はしましよ、
伯父樣
(
おぢさま
)
同腹
(
ひとつ
)
で
無
(
な
)
きだけを
何處
(
どこ
)
までも
陳
(
の
)
べて、
聞
(
き
)
かれずば
甲斐
(
かひ
)
なし
其塲
(
そのば
)
で
舌
(
した
)
かみ
切
(
き
)
つて
死
(
し
)
んだなら
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
白状
(
はくぜう
)
せば
伯父
(
おぢ
)
が
上
(
うへ
)
にもかゝる、
我
(
わ
)
が
罪
(
つみ
)
は
覺悟
(
かくご
)
の
上
(
うへ
)
なれど
物
(
もの
)
がたき
伯父樣
(
おぢさま
)
にまで
濡
(
ぬ
)
れ
衣
(
ぎぬ
)
を
着
(
き
)
せて、
干
(
ほ
)
されぬは
貧乏
(
びんぼう
)
のならひ、かゝる
事
(
こと
)
もする
物
(
もの
)
と
人
(
ひと
)
の
言
(
い
)
ひはせぬか、
悲
(
かな
)
しや
何
(
なん
)
としたらよかろ
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
状
常用漢字
小5
部首:⽝
7画
“白状”で始まる語句
白状仕