“僑居”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
きょうきょ50.0%
けうきよ30.0%
かりずまい10.0%
すまい10.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
君の親戚が当時余の僑居きょうきょと同じく原宿はらじゅくにあったので、君はよく親戚に来るついでに遊びに来た。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
最前宗近家の門を出た第二の車はすでに孤堂先生の僑居きょうきょって、応分の使命をつくしつつある。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
或る日の夕暮なりしが、余は獣苑を漫歩して、ウンテル、デン、リンデンを過ぎ、我がモンビシユウ街の僑居けうきよに帰らんと、クロステルかうの古寺の前に来ぬ。
舞姫 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
この恩を謝せんとて、自ら我僑居けうきよし少女は、シヨオペンハウエルを右にし、シルレルを左にして、終日ひねもす兀坐こつざする我読書の窻下さうかに、一輪の名花を咲かせてけり。
舞姫 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
おんなはまた父が歿くなって一家が離散したので、金蓮と二人で月湖げっこの西に僑居かりずまいをしているものだとも云った。
牡丹灯籠 牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
馮大異ひょうたいい上蔡じょうさいの東門にある自分の僑居すまいから近村へ往っていた。
太虚司法伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)