“かりずまい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仮住居91.3%
仮宅4.3%
僑居4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吉左衛門やおまんは味噌納屋みそなやの二階から、お民はわびしい土蔵の仮住居かりずまいから、いずれも新しい木の香のする建物の方に移って来た。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
実家さと両親りょうしんたいへんにわたくしうえあんじてくれまして、しのびやかにわたくし仮宅かりずまいおとずれ、鎌倉かまくらかえれとすすめてくださるのでした。
おんなはまた父が歿くなって一家が離散したので、金蓮と二人で月湖げっこの西に僑居かりずまいをしているものだとも云った。
牡丹灯籠 牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)