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白状
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はくじやう
ふりがな文庫
“
白状
(
はくじやう
)” の例文
とその
家庭
(
かてい
)
の
苦痛
(
くつう
)
を
白状
(
はくじやう
)
し、
遂
(
つい
)
にこの
書
(
しよ
)
の
主人公
(
しゆじんこう
)
、
後
(
のち
)
に
殺人
(
さつじん
)
の
罪人
(
ざいにん
)
なるカ……イ……を
伴
(
ともな
)
ひて
其
(
その
)
僑居
(
けうきよ
)
に
歸
(
かへ
)
るに
至
(
いた
)
る
一節
(
いつせつ
)
極
(
きは
)
めて
面白
(
おもしろ
)
し。
罪と罰(内田不知庵訳)
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
罪
(
つみ
)
に
陷
(
おと
)
し入んと計り
闇
(
くら
)
き夜に昌次郎と
兩人
(
ふたり
)
にて男女を
殺
(
ころ
)
し悴娘の着類を
着
(
きせ
)
兩人の首を
切
(
きつ
)
て川へ流せし
趣
(
おもむ
)
き最早兩人より
白状
(
はくじやう
)
に及びしを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
何故
(
なぜ
)
そう
急
(
きふ
)
に
飛
(
と
)
び
出
(
だ
)
したかとの
君
(
きみ
)
の
質問
(
しつもん
)
は
御尤
(
ごもつとも
)
である。
僕
(
ぼく
)
は
不幸
(
ふかう
)
にして
之
(
これ
)
を
君
(
きみ
)
に
白状
(
はくじやう
)
してしまはなければならぬことに
立到
(
たちいた
)
つた。
湯ヶ原より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
私
(
わたくし
)
と
二名
(
にめい
)
の
水兵
(
すいへい
)
とは、
餘
(
あま
)
りの
憘
(
うれ
)
しさに
一言
(
いちごん
)
も
無
(
な
)
かつた。
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
は
何
(
なに
)
より
前
(
さき
)
に
自分
(
じぶん
)
の
大失策
(
おほしくじり
)
を
白状
(
はくじやう
)
して、
頻
(
しき
)
りに
頭
(
あたま
)
を
掻
(
か
)
いた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
否應
(
いやおう
)
なしに縛つてしまひましたが、兎も角親分が歸るまで、そつとして考へさせてあります。今頃は
請合
(
うけあひ
)
白状
(
はくじやう
)
し度いやうな心持になつて居るでせうよ
銭形平次捕物控:121 土への愛著
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
併
(
しか
)
しながら、
白状
(
はくじやう
)
する。
此時代
(
このじだい
)
には、
研究
(
けんきう
)
は
第
(
だい
)
四か
第
(
だい
)
五
位
(
ゐ
)
で、
第
(
だい
)
三は
好奇心
(
かうきしん
)
であつた。
第
(
だい
)
二は
弄古的
(
ろうこてき
)
慾心
(
よくしん
)
?であつた。
第
(
だい
)
一は
實
(
じつ
)
に
運動
(
うんどう
)
の
目的
(
もくてき
)
であつた。
探検実記 地中の秘密:01 蛮勇の力
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
その
後
(
ご
)
の
事
(
こと
)
は
申
(
まを
)
し
上
(
あ
)
げるだけ、
無用
(
むよう
)
の
口數
(
くちかず
)
に
過
(
す
)
ぎますまい。
唯
(
ただ
)
、
都
(
みやこ
)
へはいる
前
(
まへ
)
に、
太刀
(
たち
)
だけはもう
手放
(
てばな
)
してゐました。——わたしの
白状
(
はくじやう
)
はこれだけです。
藪の中
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「そんでも
俺
(
おら
)
、あすこへ
出
(
で
)
ちや、とつても
白状
(
はくじやう
)
しねえ
譯
(
わけ
)
にや
行
(
ゆ
)
かねえよ」
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
殺せしや
餘
(
あま
)
りと言へば恩知らず
憎
(
につく
)
き
仕方
(
しかた
)
なりサア
尋常
(
じんじやう
)
に
白状
(
はくじやう
)
されよと云ひければ段右衞門
輾々
(
から/\
)
と
打笑
(
うちわら
)
ひ
汝
(
なん
)
ぢ女の
分際
(
ぶんざい
)
として何を
知
(
しる
)
べきや三五郎を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
以上
(
いじやう
)
は
餘
(
あま
)
りに
正直
(
しやうぢき
)
過
(
す
)
ぎた
白状
(
はくじやう
)
かも
知
(
し
)
れぬ。けれども、
正直
(
しやうぢき
)
過
(
す
)
ぎた
自白
(
じはく
)
の
間
(
うち
)
には、
多少
(
たせう
)
の
諷刺
(
ふうし
)
も
籠
(
こも
)
つて
居
(
ゐ
)
るつもりだ。
探検実記 地中の秘密:01 蛮勇の力
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
高利貸
(
こうりかし
)
の
老婦人
(
ろうふじん
)
、いかにも
露西亞
(
ロシア
)
は
露西亞
(
ロシア
)
らしく
思
(
おも
)
はれ、
讀者
(
どくしや
)
をして
再讀
(
さいどく
)
するに
心
(
こゝろ
)
を
起
(
おこ
)
さしむ。
居酒屋
(
いざかや
)
に
於
(
お
)
ける
非職官人
(
ひしよくくわんじん
)
の
懺悔
(
ざんげ
)
?
自負
(
じふ
)
?
白状
(
はくじやう
)
と
極
(
きはめ
)
て
面白
(
おもしろ
)
し。その
病妻
(
びようさい
)
の
事
(
こと
)
を
言
(
い
)
ひて
罪と罰(内田不知庵訳)
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
殺したりと
白状
(
はくじやう
)
致
(
いた
)
せども
盜
(
ぬす
)
みたる金も見えず又女を殺したる
刄物
(
はもの
)
もなしと
有
(
あ
)
るに旅僧頭を上げ其
節
(
せつ
)
盜
(
ぬす
)
みし
金子
(
きんす
)
も
刄物
(
はもの
)
も
迯
(
にげ
)
候
節
(
せつ
)
取落
(
とりおと
)
し身一つになり候處を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
状
常用漢字
小5
部首:⽝
7画
“白状”で始まる語句
白状仕