“口數”の読み方と例文
新字:口数
読み方割合
くちかず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのことまをげるだけ、無用むよう口數くちかずぎますまい。ただみやこへはいるまへに、太刀たちだけはもう手放てばなしてゐました。——わたしの白状はくじやうはこれだけです。
藪の中 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
番町ばんちやう旦那だんなといふは口數くちかずすくなひとえて、ときたまおもしたやうにはた/\と團扇うちはづかひするか、卷煙草まきたばこはひはらつてはまたをつけてもつてゐるくらゐなもの
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)