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否應
ふりがな文庫
“否應”の読み方と例文
新字:
否応
読み方
割合
いやおう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いやおう
(逆引き)
否應
(
いやおう
)
なしに縛つてしまひましたが、兎も角親分が歸るまで、そつとして考へさせてあります。今頃は
請合
(
うけあひ
)
白状
(
はくじやう
)
し度いやうな心持になつて居るでせうよ
銭形平次捕物控:121 土への愛著
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
中庭を見やりながら彼れが考へた事は、理窟としてゞなしに、實感として
否應
(
いやおう
)
なしに彼れに逼つた。
実験室
(旧字旧仮名)
/
有島武郎
(著)
しばらく
煖爐
(
ストーブ
)
の
傍
(
はた
)
で
烟草
(
たばこ
)
を
吹
(
ふ
)
かして
待
(
ま
)
つてゐる
間
(
あひだ
)
に、
宗助
(
そうすけ
)
は
自分
(
じぶん
)
と
關係
(
くわんけい
)
のない
大
(
おほ
)
きな
世間
(
せけん
)
の
活動
(
くわつどう
)
に
否應
(
いやおう
)
なしに
捲
(
ま
)
き
込
(
こ
)
まれて、
已
(
やむ
)
を
得
(
え
)
ず
年
(
とし
)
を
越
(
こ
)
さなければならない
人
(
ひと
)
の
如
(
ごと
)
くに
感
(
かん
)
じた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
否應(いやおう)の例文をもっと
(4作品)
見る
否
常用漢字
小6
部首:⼝
7画
應
部首:⼼
17画
“否”で始まる語句
否
否応
否々
否定
否認
否諾
否縁
否乎
否唯
否早
“否應”のふりがなが多い著者
上司小剣
有島武郎
夏目漱石
野村胡堂