“否定”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひてい75.0%
いな12.5%
うべなわ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そんなことはない。」わたしわらひながら否定ひていした。するとまたS、H訂正ていせいでもするやうに、「いや、わたしほうが……。」とこたへた。
微笑の渦 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
「では今でも君はそういうことがあると思っているのかい。」そういう客に、私は頭を振って見せ、これを否定いなんだ。
天狗 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
と医師の千斎だけは、その好運を否定うべなわなかった。
高島異誌 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)