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否定
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ひてい
ふりがな文庫
“
否定
(
ひてい
)” の例文
「そんな
事
(
こと
)
はない。」
私
(
わたし
)
は
笑
(
わら
)
ひながら
否定
(
ひてい
)
した。すると
又
(
また
)
S、H
氏
(
し
)
が
訂正
(
ていせい
)
でもするやうに、「いや、
私
(
わたし
)
の
方
(
ほう
)
が……。」と
答
(
こた
)
へた。
微笑の渦
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
と善良な夫は反問の言外に明らかにそんなことはせずとよいと
否定
(
ひてい
)
してしまった。
是非
(
ぜひ
)
も無い、
簡素
(
かんそ
)
な
晩食
(
ばんしょく
)
は
平常
(
いつも
)
の通りに
済
(
す
)
まされたが、主人の様子は
平常
(
いつも
)
の通りでは無かった。
鵞鳥
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
が、番頭の顏にも、小僧の顏にも、清松の言葉に對する
否定
(
ひてい
)
の色は少しもありません。
銭形平次捕物控:099 お篠姉妹
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
批評家
(
ひひやうか
)
がそれを
巧
(
うま
)
すぎると云つた爲めに、氏は巧すぎるといふ事が
何故
(
なぜ
)
いけないのだと云つたやうな
駁論
(
ばくろん
)
を書いて居られましたが、
確
(
たし
)
かに巧すぎるといふ事丈けは
否定
(
ひてい
)
出來ないと思ひます。
三作家に就ての感想
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
と正三君は力強く
否定
(
ひてい
)
した。照彦様が目を見はって
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
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伊那丸は心のそこで、
否定
(
ひてい
)
した。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と
否定
(
ひてい
)
して、正三君は外へ出てしまった。
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
否
常用漢字
小6
部首:⼝
7画
定
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
“否定”で始まる語句
否定主義