トップ
>
立到
ふりがな文庫
“立到”の読み方と例文
読み方
割合
たちいた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たちいた
(逆引き)
夜
(
よ
)
が
明
(
あ
)
けると、
多勢
(
おほぜい
)
の
通學生
(
つうがくせい
)
をつかまへて、
山田
(
やまだ
)
が
其
(
その
)
吹聽
(
ふいちやう
)
といつたらない。
鵺
(
ぬえ
)
が
來
(
き
)
て
池
(
いけ
)
で
行水
(
ぎやうずゐ
)
を
使
(
つか
)
つたほどに、
事
(
こと
)
大袈裟
(
おほげさ
)
に
立到
(
たちいた
)
る。
怪談女の輪
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
何故
(
なぜ
)
そう
急
(
きふ
)
に
飛
(
と
)
び
出
(
だ
)
したかとの
君
(
きみ
)
の
質問
(
しつもん
)
は
御尤
(
ごもつとも
)
である。
僕
(
ぼく
)
は
不幸
(
ふかう
)
にして
之
(
これ
)
を
君
(
きみ
)
に
白状
(
はくじやう
)
してしまはなければならぬことに
立到
(
たちいた
)
つた。
湯ヶ原より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
こういう場合に
立到
(
たちいた
)
ると、君江はなお更
烈
(
はげ
)
しくいつもの癖が増長して、後になって我ながら浅間しいと
身顫
(
みぶる
)
いする事も幾度だか知れない。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
立到(たちいた)の例文をもっと
(7作品)
見る
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
到
常用漢字
中学
部首:⼑
8画
“立”で始まる語句
立
立派
立退
立停
立場
立上
立出
立竦
立籠
立塞
“立到”のふりがなが多い著者
秋田雨雀
押川春浪
服部之総
内田魯庵
国木田独歩
永井荷風
泉鏡花