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鵺
ふりがな文庫
“鵺”の読み方と例文
読み方
割合
ぬえ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬえ
(逆引き)
夜
(
よ
)
が
明
(
あ
)
けると、
多勢
(
おほぜい
)
の
通學生
(
つうがくせい
)
をつかまへて、
山田
(
やまだ
)
が
其
(
その
)
吹聽
(
ふいちやう
)
といつたらない。
鵺
(
ぬえ
)
が
來
(
き
)
て
池
(
いけ
)
で
行水
(
ぎやうずゐ
)
を
使
(
つか
)
つたほどに、
事
(
こと
)
大袈裟
(
おほげさ
)
に
立到
(
たちいた
)
る。
怪談女の輪
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
鵺
(
ぬえ
)
は単に未明の空を飛んで鳴くために、その声を聴いた者は呪言を唱え、鷺も
梟
(
ふくろう
)
も魔の鳥として、その異常な挙動を見た者は祭をした。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
そこで道誉は、高氏の先を越して、伊吹の館で、彼を待つつもりらしいが、その行動も意図も依然、彼は
鵺
(
ぬえ
)
そのものといってよい。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鵺(ぬえ)の例文をもっと
(40作品)
見る
“鵺”の解説
鵺、鵼、恠鳥、夜鳥、奴延鳥(ぬえ)は、日本で伝承される妖怪である。
(出典:Wikipedia)
鵺
漢検1級
部首:⿃
19画
鳥類の漢字
黄鶲
鸞
鸛
鸚鵡
鸚哥
鷽
鷺
鷹
鷸
鷲
鷭
鷦鷯
鷓鴣
鷂
鶺鴒
鶸
鶴
鶲
鶯
鶫
...
“鵺”を含む語句
鵺退治
大鵺
鵺殿
鵺語
鵺鳥
“鵺”のふりがなが多い著者
伊東忠太
南方熊楠
正岡容
吉川英治
佐々木邦
作者不詳
直木三十五
小山清
国枝史郎
泉鏡花