“立続”のいろいろな読み方と例文
旧字:立續
読み方割合
たてつゞ30.8%
たてつ23.1%
たちつづ15.4%
たちつゞ15.4%
たてつづ15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青邨はいつだつたかの淡窓の答へを思ひ出して、何(ど)うにも合点(がつてん)の往かないらしかつた。で、立続(たてつゞ)けに今一つの質問(とひ)を投げ出した。
姉さんは姉さんゆえ、客に粗末の無いように、と先触れに駆込んだ処を、頭から喚き立てて、あの妓(こ)が呼吸(いき)を吐(つ)いて、口を利く間も措かず、立続(たてつ)けて饒舌(しゃべ)るらしい。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
一立斎広重(いちりゅうさいひろしげ)の『東都名勝』の中(うち)赤羽根の図を見ると柳の生茂(おいしげ)った淋しい赤羽根川(あかばねがわ)の堤(つつみ)に沿うて大名屋敷の長屋が遠く立続(たちつづ)いている。
社員(しやゐん)充満(みちみち)ていづれも豪傑然(がうけつぜん)たり、機会(とき)にあたれば気は引立(ひきたつ)ものなり、元亀(げんき)天正(てんしやう)の頃(ころ)なれば一国一城の主(ぬし)となる手柄(てがら)も難(かた)からぬが、岸(きし)に堤(つゝみ)に真黒(まつくろ)に立続(たちつゞ)けし人も皆(み)な豪傑然(がうけつぜん)たり
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
殆(ほと)んど立続(たてつづ)けに口小言(くちこごと)をいいながら、胡坐(あぐら)の上(うえ)にかけた古(ふる)い浅黄(あさぎ)のきれをはずすと、火口箱(ほぐちばこ)を引(ひ)き寄(よ)せて、鉄(てつ)の長煙管(ながきせる)をぐつと銜(くわ)えた。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)