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まいさが
ふりがな文庫
“まいさが”の漢字の書き方と例文
語句
割合
舞下
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
舞下
(逆引き)
白い手を挙げ、
衝
(
つ
)
とさして、
麓
(
ふもと
)
の里を教うるや否や、牛は
雷
(
いかずち
)
のごとく
舞下
(
まいさが
)
って、
片端
(
かたっぱし
)
から村を焼いた。
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かの毒竜
舞下
(
まいさが
)
りて
鬼桃太郎
(新字新仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
……
其
(
そ
)
の
余波
(
なごり
)
が、カラカラと
乾
(
から
)
びた
木
(
こ
)
の
葉
(
は
)
を
捲
(
ま
)
きながら、
旅籠屋
(
はたごや
)
の
框
(
かまち
)
へ
吹込
(
ふきこ
)
んで、
大
(
おおき
)
な
炉
(
ろ
)
に、
一簇
(
ひとむら
)
の
黒雲
(
くろくも
)
の濃く
舞下
(
まいさが
)
つたやうに
漾
(
ただよ
)
ふ、松を焼く煙を
弗
(
ふっ
)
と吹くと、煙は
筵
(
むしろ
)
の上を
階子段
(
はしごだん
)
の下へ
潜
(
ひそ
)
んで
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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