“ユキアヒ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ゆきあひ
語句割合
交叉33.3%
交叉期33.3%
逢遭33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夏秋交叉ユキアヒの時期を、邑落離れた棚の上に隔離せられて、新に、海或は海に通ずる川から、来り臨む若神の為に、機を織つてゐたのであつた。
たなばたと盆祭りと (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
かうした土台があつた為に、夏秋の交叉ユキアヒ祭りは、存外早く、固有・外来種が、融合を遂げたのであつた。
たなばたと盆祭りと (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
田植ゑ祭りに臨むさつきの神々なども迎へられ、季節々々の交叉期ユキアヒ祭りには、邪気退散の呪法を授けるか、受けるか分らぬ鬼神も来る様になりました。
翁の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
此夫婦神の樣式が神爭ひ・神逢遭ユキアヒなどの物語・行事の上にも影を落して、雙方の神を男女或は夫婦として配する風が成長して來た。