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かくひつ
ふりがな文庫
“かくひつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
擱筆
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
擱筆
(逆引き)
さて、かかる光景を
喋
(
しゃべ
)
っているうちに予定の紙数は尽きてしまった。芝居の本文は他の連中へ譲って私はこれで
擱筆
(
かくひつ
)
する。
めでたき風景
(新字新仮名)
/
小出楢重
(著)
A・
C
(
コカイン
)
のスプレーで睡魔を防ぎながらヤットここまで書いて参りましたが、もう夜が
白
(
しら
)
けかかって脳味噌がトロトロになりましたから
擱筆
(
かくひつ
)
します。
少女地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
読者諸君、回数にかぎりあり、この物語はこれにて
擱筆
(
かくひつ
)
します。もし諸君が人々の消息を知りたければ六年前に一高の
寮舎
(
りょうしゃ
)
にありし人について聞くがよい。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
かくひつ(擱筆)の例文をもっと
(19作品)
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