“馘首”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かくしゅ45.5%
くび40.9%
くわくしゆ9.1%
かくしゆ4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
万一この脚の見つかった日には会社も必ず半三郎を馘首かくしゅしてしまうのに違いない。同僚どうりょうも今後の交際は御免ごめんこうむるのにきまっている。
馬の脚 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
その揚句あげくにはまた、私は複雑した関係から市役所を馘首くびになり、妻と二人で浮草のように漂泊しなければならない身となった。
數日の後、ルバシュカは無心が度重なるといふので、二人の子供と臨月の妻とを抱へてゐる身の上で馘首くわくしゆになり、圭一郎は後釜へ据ゑられた。
崖の下 (旧字旧仮名) / 嘉村礒多(著)
てられる立禁たちきんふだ馘首かくしゆたいする大衆抗議たいしうこうぎ全市ぜんしゆるがすゼネストのさけび。雪崩なだれをはん×(15)のデモ。