“ハジ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:はじ
語句割合
36.4%
18.2%
18.2%
9.1%
土師9.1%
9.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
枚岡ヒラヲカイツヒメにあがる宿世スクセを持つて生れた者ゆゑ、人間の男は、ハジく、弾く、弾きとばす。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
「五指ノハジクハ一拳イッケンカズ——だ。しかもこの小勢、散っては弱まる。進むも退くも、馬簾の下を離れぬように」
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
臉容レンヨウハジメテ故人ノハラワタヲ断ツ
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
午前十一時に至り黒煙高く天に沖し、其雲頂の高さは約三千米突に達す、同三十分頂上より盛に岩石の噴出落下を觀、戸障子は震動によりて鳴りハジめたり、午後二時三十分黒煙白煙全山を包圍し、鳴轟次第に猛烈と爲り、同三時三十分より初めて爆聲起る
桜島噴火の概況 (旧字旧仮名) / 石川成章(著)
始め、五月最初の午の日であつたものが、五日に決められても、やはり、ハジめの午なのである。
雛祭りの話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
端午は、ハジめの午である。
そんな小な事件が起つて、注意を促してすら、そこに、カツウルハしい福田と、寺のハジめられたを、思ひ出す者もなかつた程、それは/\、微かな遠い昔であつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
さう言へば、山田寺は、役君小角エノキミヲヅヌが、山林仏教をハジめる最初の足代アシシロになつた処だと言ふ伝へが、吉野や、葛城の山伏行人ヤマブシギヤウニンの間に行はれてゐた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
と学問の神様にも似合はない妙な歌を作つて、養女苅屋姫に別れて、筑紫へ下られてから、土師ハジの村では、神に憚つて、鶏は飼はぬことになつた(名所図会)。
鶏鳴と神楽と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
是に伊邪那岐命見カシコみて、逃げ返り坐す時に、其妹伊邪那美命、吾にハジ見せ給いつと申し給いて、やがて泉津醜女ヨモツシコメを遣わして、追わしめき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
箸墓説話の末節に於て、大物主神は「吾を辱かしめし」と云いて、怒りて去り、黄泉国行の説話に於て、伊弉諾尊は、同じく「吾にハジ見せし」と云いて、男神を追いぬ。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)