“剏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はじ66.7%
きずつ16.7%
はじま16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
是時はじめて異邦の人魚獵するを見るを得たり。蓋是より先いまだ曾て見ざるなり。翌二十七日我舟を同島の濱田浦へ廻さんとする皈路において、又異船貳艘を見たり。
他計甚麽(竹島)雑誌 (旧字旧仮名) / 松浦武四郎(著)
佐藤一斎さとういっさいの撰んだ墓誌に、「ソノきずつク所ノ園林ハ方向位置自ラ一種ノ幽致アリ世好ト同ジカラズ。」
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
興スト/乃チ祖ノ隠徳此ニ到リテあらハル/吾ハ左君ハ右駏蛩ノ如シ/子美ノ詩法ハ審言ニ存シ/定国ノ事業ハ于公ニはじまル/君更ニ少年須ク努力スベシ/文章ハ小技ニシテ何ゾおさムルニ足ラン/儒術遠クうかがフ洛閩ノ域ヲ/台閣必ズ期ス徳望ノたかキヲ 嘉永壬子重陽ノ前三日異姓ノ従兄枕山大沼厚晩香書院ニ題ス〕
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)