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剏
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はじ
ふりがな文庫
“
剏
(
はじ
)” の例文
是時
剏
(
はじ
)
めて異邦の人魚獵するを見るを得たり。蓋是より先いまだ曾て見ざるなり。翌二十七日我舟を同島の濱田浦へ廻さんとする皈路において、又異船貳艘を見たり。
他計甚麽(竹島)雑誌
(旧字旧仮名)
/
松浦武四郎
(著)
今の主人の
祖父
(
ぢ
)
いさんの代で、其人からさつき云つた、あのセンツアマニと云ふ名が
剏
(
はじ
)
まつたのだ。手ん坊と云ふのだな。山の葡萄畠が半分はカリアリス家の持物になつてゐた。
センツアマニ
(新字旧仮名)
/
マクシム・ゴーリキー
(著)
きつと美の
Modification
(
モヂフイカチオン
)
と云ふものを説いてゐる。あれはハルトマンが
剏
(
はじ
)
めたのでハルトマンの前には無かつた。それを誰も彼も説いてゐて、ハルトマンのハの字も言はずにゐる。
妄想
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
その業を
剏
(
はじ
)
める事に決心した。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
剏
漢検1級
部首:⼑
9画