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打傾
ふりがな文庫
“打傾”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うちかたむ
94.1%
うちかし
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちかたむ
(逆引き)
按摩
(
あんま
)
は
其
(
その
)
仰向
(
あをむ
)
いて
打傾
(
うちかたむ
)
いた、
耳
(
みゝ
)
の
痒
(
かゆ
)
いのを
掻
(
か
)
きさうな
手
(
て
)
つきで、
右手
(
めて
)
に
持添
(
もちそ
)
へた
杖
(
つゑ
)
の
尖
(
さき
)
を、
輕
(
かる
)
く、コト/\コト/\と
彈
(
はじ
)
きながら
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
足の
踏所
(
ふみど
)
も
覚束無
(
おぼつかな
)
げに酔ひて、帽は落ちなんばかりに
打傾
(
うちかたむ
)
き、ハンカチイフに
裹
(
つつ
)
みたる折を左に
挈
(
さ
)
げて、
山車
(
だし
)
人形のやうに
揺々
(
ゆらゆら
)
と立てるは貫一なり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
打傾(うちかたむ)の例文をもっと
(16作品)
見る
うちかし
(逆引き)
火箸に置く手の白々と、白けた容子を、立際に
打傾
(
うちかし
)
いで、
熟
(
じっ
)
と見て出ようとする時
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
打傾(うちかし)の例文をもっと
(1作品)
見る
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
傾
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀
“打傾”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
泉鏡太郎
泉鏡花