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淫卑
ふりがな文庫
“淫卑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いんぴ
75.0%
いんび
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いんぴ
(逆引き)
事実は決してそうでない。自分ばかりを愛していると思っていた君江の如きは、事もあろうに
淫卑
(
いんぴ
)
な安芸者と醜悪な
老爺
(
ろうや
)
と、三人
互
(
たがい
)
に
嬉戯
(
きぎ
)
して
慚
(
はじ
)
る処を知らない。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
銀座通の裏表に処を
択
(
えら
)
ばず
蔓衍
(
まんえん
)
したカフエーが最も繁昌し、又最も
淫卑
(
いんぴ
)
に流れたのは、
今日
(
こんにち
)
から回顧すると、この年昭和七年の夏から翌年にかけてのことであった。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
淫卑(いんぴ)の例文をもっと
(3作品)
見る
いんび
(逆引き)
剣道の
奥義
(
おうぎ
)
を会得するために念々修業しております、しかるにあの娘たちは
淫卑
(
いんび
)
猥雑
(
わいざつ
)
、けがらわしき言動を以てわれわれを悩まし、神聖なる草庵を
汚涜
(
おとく
)
いたします
似而非物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
淫卑(いんび)の例文をもっと
(1作品)
見る
淫
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
卑
常用漢字
中学
部首:⼗
9画
“淫”で始まる語句
淫
淫蕩
淫奔
淫売
淫猥
淫婦
淫靡
淫売婦
淫祠
淫逸
“淫卑”のふりがなが多い著者
永井荷風
山本周五郎